自己肯定感

【自己肯定感】
自分を認めることができると、
コミュニケーション下手が
克服できると思う。

私の話をしましょう。

私は、変声期に
声がすごく低くなりました。

「もっとはっきりしゃべりなさい」
と何度も注意されるうちに、
人前でしゃべることが苦手になりました。

低い声は聞き取りにくいし、通りにくいのです。
自分では大きな声を出しているつもりでも、
「声が小さい」、「聞こえない」
と注意されてしまいます。

次第に無口になり、
必要がなければ黙っているのが常になりました。

小学生の時は、
ものすごく目立っていた子が、
中学、高校では、
奥手で引っ込み思案の子になりました。

自分の声にコンプレックスを感じていたので、
録音された自分の声を聴くのも、
大嫌いでした。

そんな私の今の職業は、
「薬剤師」と「大学の教員」です。
人前で話をしなければ務まらない仕事です。

どうしてそれが出来ているのか?

ある転機がありました。

大学院生の時、
同級生の結婚式の司会をたのまれたのです。
もっとも不得意な「人前で話すこと」を、
たのまれてしまったのです。

とても親しい友達の結婚式なので、
引き受けましたが、
生きた気がしませんでした。

何とか終えると、
同級生からは、お礼を言われました。
そして、私が予想していた悪いことは何も起こらなかったのです。

その後、何度か結婚式の司会を頼まれることがありました。
そのたびに、
「大徳さん、いい声だね!」
「とってもいい声してるよ!うらやましい。」
と褒められたのです。

自分ではそんなこと、ただの一度も思ったことないんです。
びっくりなのです。

自分の声が、自分の話が、
ひとにいい気分を与えている?
そうなのか。


これでいいんだ。

という具合に、自分を認められたら、
声に対するコンプレックスはなくなりました。

そういうわけですから、

どうせ自分なんか…とか、そういった自己否定はやめた方がいいと思うな。

自分を自分で認めてあげよう。

弱いところも含めてね。

今日は、自分を認めることができると、
コミュニケーション下手が
克服できると思う。というお話でした。

(じゃあまたね)

 

 

 

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