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ひざの痛みと漢方 | おくすり&漢方知っ得情報 vol.007
ひざの痛みは、
- 中年以降に起こりやすい。
- 男性より女性に多い。
- 痛みはひざ以外にはない。
- 安静にしているときは痛みは感じないが、動くと痛みが増す。
- 経過が長い
といった特徴があります。
こうした症状の背景には、
腎(じん)と肝(かん)の老化があります。
腎と肝が衰えると、
全身のエネルギー・栄養源となる
気血(きけつ)が不足し、
水分や冷えなどの有害な外部因子が
侵入しやすくなります。
その結果、痛みが発生するのです。
漢方では、
痛みを抑えるとともに、
腎と肝の働きを補う治療をします。
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ひざの痛みの主な症状と対処法
- ひざ関節が腫れて痛む
- 寒い日や雨降りの前に痛みが増す
↓
冷えや湿気を取り除く。 - しびれをともなう引きつるような痛み
- 夜間に痛みが強くなる
↓
湿気を取り除き、血液循環をよくする。 - 年とともに痛むように
- 階段の昇り降りができない
- 歩くのがつらい
↓
からだ全体の精力・活力をつける。
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