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腰痛 | おくすり&漢方知っ得情報 vol.004
漢方では、五臓(ごぞう)というの概念があります。
つまり、肝(かん)・心(しん)・脾(ひ)・肺(はい)・腎(じん)。
(実際の臓器とは少し概念が違います。)
腰痛は、中でも特に腎(じん)と
密接に関係しているといわれています。
腎(じん)は、人の成長・発育・生殖・老化に
深く関係する臓器で、
加齢とともに衰えていきます。
腰痛が高齢者に多くみられるのも、
腎(じん)と腰痛とが
密接に関係していることを
表しているんですよ。
「腰は腎の府」といわれているのもそのためです。
ギックリ腰など、若い人にも腰痛は起こりますが、
若い人の腰痛にも腎が関与しています。
生活の不摂生、過労、ストレスなどが重なると、
腎の機能が衰え、
それが引き金となって腰痛が発生します。
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腰痛の主な症状と対処法
●冷たく重い痛み
●曇りや雨の日、夜間に痛みが強くなる
↓
冷えや湿気を取り除く。
●腰や下肢の脱力感。
●重いものを持ち上げたり、打撲が腰痛のきっかけに
↓
血液循環をよくする。
●年をとってから腰が痛むようになった
●腰や下肢に脱力感
●疲れやすい
↓
からだ全体の精力・活力をつける。
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