それぞれの用途に適したもぐさがあります。
使い方に応じて適切なもぐさをお選びください。
直接灸 | 有痕灸 | 透熱灸 |
焦灼灸 | ||
打膿灸 | ||
無痕灸 | 八分灸 | |
知熱灸 | ||
間接灸 | 隔物灸 | |
台座灸 | ||
押灸 | ||
あぶり灸 | ||
灸頭鍼 |
お灸の種類
直接灸 もぐさを直接皮膚の上に置く
○有痕灸(ゆうこんきゅう:痕が残る)
■透熱灸■
皮膚の上に直接モグサをひねったもぐさを立てて線香で火をつけて焼ききるお灸です。
もぐさの大きさは灸法によってさまざまですが米粒大(べいりゅうだい)や
半米粒代(はんべいりゅうだい)が基本です。
■焼灼灸■
魚の目やタコなど角質化した部位に据えます。
硬くひねったもぐさによって角質化した部位を焼き落とすお灸です。
角質化した部位にうまく当たれば熱さはあまり感じません。
■打膿灸■
大豆大から指頭大のもぐさを焼ききり、その部位に膏薬を塗って故意に化膿させるお灸です。
大きな灸痕を残すため一部の灸療所でのみ行われ、家伝灸として伝えられています。
四ツ木の灸が有名です。
○無痕灸(むこんきゅう:痕が残らない)
■八分灸■
米粒大くらいのもぐさをツボにのせ、線香などで火を点けます。
熱さを感じた瞬間にもぐさを押さえて押し消すお灸です。
■知熱灸■
大豆程度の大きさのもぐさを直接患部へ据え、熱さを感じたらピンセットなどで
もぐさを取り除くお灸です。
間接灸
■隔物灸■
ニンニク、紙、生姜等の上にもぐさを置く。
■台座灸■
隔物灸の一種で、台座となる台紙の上でお灸をする方法です。
■押灸■
金属等の筒の中にもぐさを詰めて点火し、布等を隔てて皮膚に押し当てる。
■あぶり灸■
もぐさを容器に入れて点火し、その容器を皮膚に近づけて熱を伝える。
■灸頭鍼■
皮膚に鍼を刺鍼してその鍼柄に丸めた灸をつけて火をつけるお灸です。
●間接灸
にんにく、または生姜を使用すれば、ほのぼのとやわらかい刺激が得られます。
和紙の上にみそをのばし,もぐさをのせる。ほかほかとした感じが得られます。
(亀屋佐京商店 ホームページより)
●八部灸
金原市兵衛商店 温灸艾 梅印 300g |
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